メニューをスキップして本文へ

Z Љ y
}H ƒ ̈ O  

詩の授業「ぼくは川」①

  • 2013年9月 5日(木) 14:38 JST
  • 投稿者:
    国語科 井上 伸円
阪田寛夫さんの詩「ぼくは川」の学習です。この詩は「ぼく」の思いが「川」のイメージと重ねて表現されています。前時に学習した「忘れもの」では,擬人法が用いられていました。そこで,詩を読ませる前に「今から読む詩は,人間の『ぼく』を何かと重ねて表現しているよ」と告げ,詩を載せたシートを配付しました。 ぼくは(
  )       阪田寛夫

じわじわひろがり
背をのばし
土を砂とをうるおして

くねって うねって ほとばしり

とまれと言っても もうとまらない
ぼくは(   )
真っ赤な月にのたうったり
砂漠の中に渇いたり

それでも雲の影うかべ

さかなのうろこを光らせて
あたらしい日へほとばしる

あたらしい日へほとばしる

「ぼく」は自分と何を重ねているのか?まずは(   )に入る言葉を考えさせました。しほみさんが「手がかりにする文章はいくつでもいいですか」と尋ねてきました。うれしい言葉です。
 「川」と考えた子どもが32名。「雨」2名。あとは「サボテン」「ラクダ」「雑草」等が出されました。「川」と考えた子どもたちからは以下のような発言がありました。
しょうた「くねって うねって は曲がったり,水が波打つような漢字を表し
     ているから川のイメージに合う」
ゆうき「川は上流から海に着くまでに止まることがない。『じわじわひろがり』
    は,上流から下流にいくうちに川が広がっていく様子だと思う。それ
    に『とまれと言ってももうとまらない』という所も川に合う」
まさき「真っ赤な月というのは,太陽のこと何じゃないかな。砂漠で太陽に照
    らされて川の水がなくなることもあるとおもうから川だと思う」
もえか「海や水たまりでも合うかもしれないけど,『魚』や『とまれない』と書
    いてあるから川がぴったりする」

 「サボテン」や「ラクダ」と考えた子どもは「砂漠」という言葉から考えたものでしたが,ほかの文章ともつなげながら「川」の意見に賛同していきました。

 授業の中で,次の文章が話題に挙りました。

真っ赤な月にのたうったり
砂漠の中に渇いたり


たかお「砂漠に川は流れているのかなあ」
優一 「これは,つらいことを喩えているのかなあ」

 この文章を,前後に表現されていることとしっかり関係付けて捉えることで,人の生き方を川と重ねて表現する「ぼくは川」をより味わえるのではないかと考えています。次時には「真っ赤な月にのたうったり 砂漠の中に渇いたり」
を「つらいことと喩えているのかなあ」とつぶやいた優一君の考えを取り上げることからスタートしたいと思っています。

サブメニュー1をスキップしてサブメニュー2へ

サブメニュー1をスキップしてフッタへ

l
l
教官紹介
校長挨拶
副校長挨拶
教頭挨拶
学校行事

研究図書・CDの紹介

熊本大学教育学部附属小学校著


全ての教科等で子どもたち同士の「ことば」を使っての関わり合い、響き合う授業づくりを提案。

¥1,890(税込)


みんなで伸びる授業のデザイン~豊かな対話を育む「論理科」カリキュラムの開発

教科別カテゴリ