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社会科

地域の学習を通して,「多角的・多面的にとらえる」子どもを育てる社会科 平川 純哉


 本校4年目になりました。
昨年度4年生を担当し,社会科の各単元において熊本地震と関連させて学習を行いました。

水の学習においては単元の始めに,地震で断水した時の経験を尋ねました。
すると子どもはそれぞれの経験を昨日のことのように具体的に語りました。

やはり,「水がでない」というのは子どもにとってそれだけ強い記憶でした。
と同時に,地下水が豊富で「水の都」とも言われる熊本市で断水が続いたことに「地下水を使っているのにどうして出ないの」「場所によって水が出るところと断水が続くところがあるのはどうして」と子どもながら疑問も挙がりました。

そこで,「熊本市は水が豊富にあるのに断水が続いたのはなぜだろう」という課題で,水が家庭に届くまでの仕組みや地震被害の様子などを調べました。
多くの子どもは水を使用する立場で調べていきますが,その中に,水を供給する立場から考えようとする子どもも現れます。

供給する立場に立てば,断水していた時間は「修復していた時間」です。
調査や話し合いを通して子どもたちはこのことに気付いていきました。
このように,違う立場や視点に立つことで,それまで一面的にしか見えていなかったものが,多面的に見えていくのだと考えます。

今年度は3年生を担当します。
社会科の学習に初めて出会う子どもたちが地域の具体的な事例を通して,社会的事象を多面的・多角的にとらえる学習を進めていきます。

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