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理科

「どうして?」から始まる自分事の追究理科 前田 理代


 本校4年目になります前田理代です。
「理科学習で大事にしたい子どもたちの力」と聞いて皆さんはどんなことを思い浮かべますか?
様々にある中で,私は問題発見力を挙げます。

事象を目の前にしたとき,その事象をよく見る(観察する),自分の既有知識と比べてみる,関係づけてみる,あるいは事象同士を比較するといった活動が学習のスタートとなります。
単元導入の事象提示の場面で,問いをもった子どもは,その時点で自然と追究を始めます。

「どうして?」「調べてみたい!」という思いが子どもたちの自分事の追究をスタートさせるのです。
逆に,問題が発見できなければ,友達の考えに流され目的をもって問題解決をすることは難しくなります。
つまり,子どもたちが事象から問題を発見することこそ,大切にしたい力だと考えています。

昨年度,4年「ものの温まり方」の単元導入で卵温め実験を行いました。
高さ24cmの寸胴鍋を使い,違う高さにうずらの卵をつるしました。

さあ,どの高さの卵が一番ゆで卵に近い状態になると思いますか?
・・・子どもたちの予想はなべ底に一番近い場所の卵。
熱源に一番近いのですから当然!といった様子でした。

しかし,実験をしてみると,熱源から一番遠い卵がゆで卵に近い状態になったのです。
「どうして一番遠い卵が?」「火元からどうやって熱が伝わっていくの?」と,ここから子どもたちの追究は始まりました。
子どもと一緒になってわくわくしたことを覚えています。

今年度も,「どうしてそうなるの?」「調べてみないと分からない!」と思えるような事象提示,教材開発に取り組みます。   今年度は4,5,6年の理科専科です。学年は違っても,子どもたちは「理科」の時間をとても楽しみにしていますし,提示する事象がどんなものかとわくわくしています。様々な自然体験,科学体験の中で学年に応じた活動を通して,子ども一人一人が事象から問いを見いだし,自分事の追究を通してきまりを見いだしていけるような理科学習をめざします。

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