国語科 溝上剛道

教室を〈発見と創造のたのしさ〉であふれる場に

本校7年目になりました。今年度は,1・4・5・6年の国語科の授業を担当しています。

今,私は自分の授業を「学習環境デザイン」という視点から見直していっています。

「学習環境」というと,何か難しそうなことのように聞こえるかもしれません。

しかし,その思いは至って単純明快です。

 

「教室を〈砂場〉のようなところにしたい」

「授業を,発見と創造のたのしさで溢れ場にしていきたい」

そのような思いで,日々子どもたちと共に授業に取り組んでいます。特に,国語科では,言語活動をどうデザインするかが,“自ら学び取る”学習環境づくりの核になると考えています。

 

中でも注目しているのが,言語活動を設定する際の「読み手としての視点」です。どんな立場から読むのか,その視点によって,活動を通して顕在化する資質・能力に大きな違いが出るからです。

そこで,
○なりきる系=一人称視点
○やりとり系=二人称視点
○第三者系=三人称視点

のどの視点からの活動が最も適しているかを,
①育成を目指す資質・能力、②子どもの実態、③学習材の特徴の3点から構想していきます。そのような言語活動(=学習環境)の中で,発見と創造の探究プロセスをたのしむことができる国語科学習を目指してきます。