生活科 芦原玲子

気付き、学び、つながっていく子どもたちを

 

本校1年目です。今年度1年生を担任しています。好奇心いっぱいの子どもたちといっしょに,「なんで」「どうして」という疑問や「やってみたい」という意欲を大切にしながら,生活科の授業に取り組んでいきたいと思います。

低学年の子どもたちは,活動に夢中になって取り組みます。しかし,「何のためにその活動をするのか」という目的がないまま終わってしまいがちです。「活動あって学びなし」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

子どもたちが「楽しい」「おもしろい」と感じることも大切です。しかし,そこで終わってしまうのではなく,次へとつなげていくことが必要だと考えます。

そのために,
①子どもたちが対象に繰り返しかかわったり試行錯誤したりするような課題設定の工夫
②気付きを高めていくための対話の工夫
を行っていきます。

子どもたちが思わずやりたくなる,何度もやりたくなるためには,教師側の声かけやしかけといった工夫が大切です。また,低学年の子どもたちが気付きを自覚することは難しいことがあります。可視化するなど学習環境を整えることで,子どもたちが気付き,学んでいけるようにします。

 

 

一人一人が気付きを持てる。その気付きが,まわりの子どもたちや次時・次の単元へといかされていく。そんな生活科学習を目指していきます。