音楽科 上原正士

 

本校5年目になりました。今年度は、2年2組の学級担任と2年生の音楽科の授業を担当します。

昨年度、音楽づくりの研究授業を通して夢中になって取り組む姿を見ることができました。その背景には、導入において体験活動を取り入れたことでつくる音楽の見通しをもつことができたこと、視点をもって友達の作品を鑑賞したことで音楽の諸要素のよさやはたらきに気づくことができたことがあったと思います。

 

 

今年度、特に大切にしていきたいのは、子どもたちの学習の様子の見取りです。

音楽づくりで子どもが生み出す作品には、正解がありません。実現したい思いを音楽の諸要素を使って、それが表現できているか、納得解を友達とともに生み出す学びです。友達との納得解に至るまでに、まずは自分が納得するまでつきつめる必要があります。その上で見えてきた課題をともに解決する中でよりよい表現を見出すことができます。このような協働的な学びを起こすための、教師の見取りについて明らかにしていきたいと思います。