身の回りのものをいろいろな見方で見つめ直す
本校1年目の吉田沙也加です。今年度は、4年2組の担任と、4年生の理科を担当します。子どもたちの好奇心を大切に、子どもたちと一緒に理科を楽しんでいきたいです。理科は、学習する対象が自然の事物・現象です。身の回りにあるのが当たり前と思っていたものでも、改めて見つめ直してみると、実はよく見ていなかったということが多々あるのではないかと思います。
例えば、教室で飼っているメダカ。メダカという名前でひとまとまりにしてしまいますが、よくメダカを見れば、大きさ、色、形、泳ぐ速さ、卵を産むか産まないかなど、一つ一つの違いがたくさん見えてきます。
身の回りにあるものを、色、形、速さなどと様々な視点で見た時、今まで当たり前のように見ていたものが、きっと今までとは違うものに見えてくるのではないかと思います。事物・現象を自分の目で見て、手で触れて感じるからこそ感動があります。また、友達など他の人と一緒に学びを深めていくことで、1人では気づけなかった新たな視点が見つかります。そして、次の疑問がわいてくるはずです。
この理科で身につけた様々な視点で見る力があれば、世の中のものごとを様々な視点で見ることができます。そうすれば、視野が広がり、豊かに生きていくことができるのではと思っています。
子どもたちが、実験や観察が楽しかったと思うだけでなく、新しい視点を見つける、そんな学びを一緒に楽しんでいきたいです。