道徳

 

「なりたい自分になる」子どもを育む道徳科学習

 

5年生「真の看護を求めて〜ナイチンゲール〜」の実践では,偉人の生き方を通して真理を探究する上で大切な思いを話し合いました。その中で偉人と自分とを比べて考えていた子どもが自身の探究のあり方から,探究が続かないという困り事を語りだしました。語りを聞いていた子どもが,その子のことを知ろうとお尋ねし,困り事に寄り添い共感する対話から,他者のことを思う気持ちと本当のことを知りたいという思いの大切さに気付く姿が見られました。

本校道徳科は,道徳科学習を要として「なりたい自分になる」子どもを育む授業を提案します。子どもが学びの連続性を捉えることができるよう前時の振り返りから価値との接点を見出していきます。さらに,「子どもの話したい」という思いを生かした場の設定と,物事を多面的・多角的に捉えていく立ち止まりを促す教師の出を行うことにより,教材,道徳的価値,他者を媒介として自己を見つめ直すことができるようにします。

 

これまでの実践

道徳科の教員

山平恵太

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